何か新しいことにチャレンジしようとすると、「上手くいくかな、失敗しないかなぁ・・・」と不安になりますよね。
考えれば考えるほど不安が募って、結局チャレンジを断念することも多々あるのではないでしょうか。
不安で一歩が踏み出せない人に、失敗を恐れずチャレンジする勇気が持てるよう、背中を押してみたいと思います。
失敗があるから成功なのだ!
失敗の無い成功って、成功と言えるのでしょうか?
誰しもトラブルは避けて通りたいと考えます。
しかし、何の問題も発生せず、順調に目標が達成できるとすれば、次のどちらかです。
- 目標設定が低すぎる(誰でもできる)
- たまたま運が良かった
低すぎる目標はチャレンジとは言いません。
たまたま運良く成功するケースは最悪です。
後に上手くいかなくなった時、原因がさっぱり分からず、順風満帆かと思われたことが、一瞬で振り出しに戻ってしまうからです。
失敗の数が多ければ多いほど、その成功を支える屋台骨は強固なものとなります。
成功のカギは失敗の中にある!
新しいことにチャレンジすると、思い通りにいかず、失敗することも多くあります。
しかし、失敗はチャンスでもあります。
なぜ失敗したのか、失敗の原因を探ることが大切です。
失敗を放置すると、せっかくのチャンスを逃すことになります。
失敗には必ず原因があります。
失敗の原因を明確にすることで、その回避策も見えてくるのです。
そして、その失敗の原因こそが、成功のカギなのです。
成功のカギを見つけるためには、失敗が必要なのです。
失敗は繰り返すな!
同じ失敗を繰り返してはいけません。
失敗を繰り返すと言うことは、次のどれかが原因です。
- 根本原因が分かっていない。
- 再発防止策が十分 or 現実的でない。
原因究明をしたつもりでも、根本原因を把握していないことはよくあります。
再発防止策は、できるだけ具体的でかつ、人の努力に依らないものが最適です。
「なぜ?」を3回繰り返し、根本原因を見つける!
失敗の原因を探求していくと、推定原因が何個かピックアップできます。
しかし、見えている原因は派生原因で、根本原因は別のところにある事が往々にしてあります。
根本原因を探し出すには、今見えている原因を結果として捉え、その原因を探るというプロセスを繰り返す必要があります。
経験上、3回くらい繰り返すと、根本原因にたどり着きます。
- なぜ失敗したのか? ⇒ 原因A
- なぜ原因Aはそうなったのか? ⇒ 原因B
- なぜ原因Bはそうなったのか? ⇒ 根本原因
原因と対策を考えてみましょう。
なぜ入力欄が隣にあると入力ミスをするのか? ⇒ 注意不足
なぜ注意深く入力する必要があるのか? ⇒ 誤入力できるから
【対策】
誤入力できないよう、入力フォームに『身長>体重』の入力制限を設定する。
※注意深く入力する、入力後チェックする、などは良い対策ではありません。
失敗はノウハウの塊だ!
失敗から学ぶことはたくさんあります。
また、そこで学んだことは、他の場面でも生かせる事が多く含まれています。
「こうすると失敗します」といった失敗事例は、あまり公開されません。
人は成功事例しか話そうとしないのです。
しかし、成功の裏には多くの失敗があり、それこそがノウハウとなり、他の人を寄せ付けない強みになるのです。
謝る勇気を持とう!
『失敗すると怒られる・・・』という気持ちから、失敗を恐れ、チャレンジしない人が沢山います。
しかし、チャレンジしなければ、成功も成長もありません。
成長しなければ、いつまでも使えない奴であり、周りからの評価もその程度でしょう。
チャレンジして失敗したらどうなるでしょう?・・・怒られますね。
しかし、怒られるのと引き換えに、ノウハウが一つ自分のものになります。
怒られても、ただ謝るだけのことなのです。
怒る側の人も、同じ過ちを繰り返さなければ、注意のレベルに留まります。
そう大きなペナルティも無いでしょう。
それよりも、チャレンジせず、いつまでも使えない奴の方が迷惑なので、成長するための失敗は、暖かく見守ってくれるものです。
チャレンジしないのは、怒られるのが嫌だ、出来ない人と思われたくない、というだけの事ではありませんか?
つまらないプライドを捨て、謝る勇気を持ちましょう。
失敗しても大したことは起こりません。
失敗があるから、今の自分がある!
私も様々な失敗を数多くしてきました。
しかし、どの失敗も今の自分が在るために必要だったと思っています。
何の失敗もせず、悠々自適に暮らしていたら・・・
- プライドばかり大きくて、もっとちっぽけな人間になっていたはずです。
失敗の無い人生なんてつまらない!
失敗の無い成功は面白くないのだ!
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