嫌いだった勉強が、『あ、楽しい!』と思えるとき!

教育

心がどんよりするほど嫌いだった勉強が、『あ、楽しい!』と思えるなら人生変わると思いませんか?

とある子供のつぶやき

勉強って本当、イヤになっちゃうよ。

なぜかって?

だって、楽しくないもん!

毎日、眠くて退屈な授業を聞かされて、やっと授業が終わって家でホッとしてたら「早く宿題やりなさい!」って、『また、勉強??』本当、イヤになっちゃう。

だって、やりたくないし!

こういう時は、無視だ無視! 既聴スルーしかない!

でも、ここでスルーしちゃうと、後から「やばい!宿題やってない!がーん!」って、なることは分かってる。。。

そもそも、『勉強なんて何の意味があるんだ!!』。

『将来、役に立つとも思えないこと勉強して、何になる!?』

そんな疑問も湧いてくる。

そう、その通り! 勉強なんて意味ないんだ!

だから、やらなくていいーーー!

そんなくだらない事に時間を割くくらいなら、もっとやりたい事をやった方がいいに決まっている。

でも、やらないと怒られる!?

そんなの関係ない!~そんなの関係ない!!

無視だ無視! 既聴スル~~。

怒られたっていい! もっとやりたい事があるんだ!

登美丘高校に入ってバブリーダンスを極める!
そして、世界へ! 全米制覇だ!!
ハリウッドでトップスターになってやる!
TVや雑誌のインタビューで引っ張りだこに・・・。
格好いいコト言ってるな~。英語もペラペラで憧れる~!

勉強ってなんだ?

やりたいことがあると言うのは、とても素晴らしいことです。

目標に向かって邁進するのみ!

しかしここで、よ~~く考えてみてください。

ダンスを極めるって、何をすることなのかを。

ダンスが嫌いな人からすれば、ダンスの練習なんて、イヤだ!!って言いますよね?

でも、他方ではダンスの練習が楽しくて仕方ない、と言う人もいます。

そうなんです。同じ事をやるにしても、人によって捉え方が全然違うのです。

そして、やりたくもない学習をさせられる時、人は『勉強』という言葉を使います。

大好きなコトについて調べたり、練習したりするのは『勉強』とは言いません。

そんなことないよ、という人は、その勉強をするにあたって、できればやらずに済ませたいという気持ちが何処かに無いか、思いを巡らせてみてください。

学校の勉強は楽しくない

スターになって、格好いいコトを言うには、どういう言葉や表現、考え方が格好いいのか研究しないといけませんね。

それを学校では国語と称して勉強します。

でも、学校でやる国語の勉強は、全然楽しくありません。

それは、自分が習得したい国語と、学校が教えたい国語が違っているからです。

学習指導要領に沿って教えられても、全然楽しくありません。

『今必要な言葉を、表現方法を習得したい!』

語彙が少ない子供は、今見た漢字の読み方や、今聞いた言葉や表現の意味を聞いてきます。

これは国語の学習に他なりませんが、子供は教えてあげないと怒ってしまうほど、楽しく学習しています。

しかし、同じ言葉を、学校で国語の時間に、何の興味ある脈絡もないタイミングで教えられて、楽しく学習できますか?

少なくとも、私には無理です。

好きなことから始めよう!

知りたいときに、知りたいことを学習するとき、人は生き生きとできるのです。

『勉強はするな!好きなことからやればいい』

その結果、学校の成績は良くないかも知れません。

でも、そんなの関係ない!

社会に出たときに、困らないだけの知識が身に付いていれば良いだけのことです。

学校で良い成績を残すことより、楽しく充実した学生生活を送り、自分の人生を自らの手で切り開いて生きていく力を手に入れる事の方が、大切なのではないでしょうか。

『好きなことからやる』と言うことは、その時の気分でやったり・やらなかったり、と言うことではありません。

大好きなコトに目標を持ち、そこに向かって必要なコトを順序立てて頑張ると言うことです。

進路は偏差値で決めるな!

「好きなことでは、食っていけない!」

「一生懸命勉強して、良い大学に入り、大企業に就職しないと!」

という声が聞こえてきそうですが、日本の学歴志向主義・大企業志向主義はあまりに発想が短絡的過ぎると思いませんか?

本当にそれで良いのか?と、誰もが薄々思っているはずです。

大企業で、歯車の一つとして、上司の理不尽な命令に逆らえず、ただ淡々と、やりたくもない仕事をするために、嫌な勉強に明け暮れ、掛け替えのない青春時代の時間を費やすだけの価値があるのでしょうか?

学校に行かなくても良いとは言いません。

学歴のためじゃない、本当に自分の人生に必要な学校に行ってほしいのです。

そこで楽しく学び、自由に羽ばたいてほしいのです。

高学歴は幸せ?

好きなことをやって、暮らしていければ、それほど幸せなことはありません。

それが難しいから、一所懸命勉強して、一流大学を卒業して、大企業に就職するという、誰からも反対されないレールに安易に乗ってしまうのでしょう。

皆が進む道だから安心ですよね。完全に思考停止状態です!

そうすると、少しでも自分の偏差値を上げるために勉強し、少しでも偏差値の高い学校に進学することが、目標になってしまいます。

同じ道を進むにしても、少しでも偏差値の高い学校に進学することを是とする考え方で、本当に幸せになれるのでしょうか?

夢を叶える学校

大学で学習すること自体は価値あることだと思います。学習することは、です。

しかし、大学で真剣に学習している人が、どれ程いるでしょうか?

大学を卒業することが目標になっているので、卒業単位が取れれば良いわけで、あとはサークル活動やアルバイトに明け暮れる、という学生生活になってしまうのです。

サークル活動も素晴らしいと思いますが、その大学でしか出来ない活動なのでしょうか?

勿論、サークル活動を通して、自分のやりたいコトを見つける人もいます。

それは素晴らしい事だと思いますが、少し遠回りをしたようにも思えます。

サークル活動でやっているコトが本当にやりたいコトであれば、それを本格的に教えてくれる学校なり学部に行った方が、より良い成果が得られるはずで、進路を決めるときに分かっていれば、進学する学校も変わったかも知れません。

好きなことを頑張れ!

『自分がやりたいコトは何なのか?』自分の事なのに分からない。

『分からないんじゃない、考えるんだ!』

その先には、限りない可能性が広がっている。

好きなことで食っていくには、人一倍努力が必要ですし、覚悟が必要です。

その努力は苦しいかも知れないけれど、楽しい! だから頑張れる。

『好きこそものの上手なれ』

好きでやっている人には、絶対に勝てません。

一流のプロとして活躍するには、それが好きである事が絶対条件です。

好きであること、そこには大きなパワーがあります。

目標に向かい順序立てて努力する過程で、勉強が必要な事もあるでしょう。

しかし、それは勉強なのでしょうか?

目標達成のために今必要な勉強は、『好き』が持つ大きなパワーによって、「あ、楽しい!」と思える学習に変わっていくのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました